SaaS研究:心にとめておいた方な良さそうだなと感じたUI/UX | りゅーそうブログ
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SaaS研究:心にとめておいた方な良さそうだなと感じたUI/UX

SaaS

2022/03/05

2022/03/05

こんちは。りゅーそうです。

最近は業務に生かしたいというのと、そろそろ何か自分のアプリ的なのを作りたいというので色々SaaSを触ったりしていました。
触っている過程でこの感覚はなんとなく心に留めておいた方が良さそうだなというのがいくつかあったので書き出してみようかと思います。

自身への備忘録的な意味合いも強いですが、何か参考になれば嬉しいです。

課金アイコンをつけるか

Canvaの有料プランを触っていました。
最初少し戸惑ったのですが、Canvaは課金をしても「プロ」のマークがついているんですね(いま有料プランだよねと確認してしまった)。



多少の戸惑いはありつつも、Canvaでバナーを作っている時に「プロ」アイコンのついている課金が必要なコンテンツを積極的に選んでいる自分がいました。
課金期間が長くなったりすると機能があることが当然のように思えて、プロダクトの課金部分だったり価値みたいなものがわかりづらくなってしまうことがあるのかも知れません(それはそれで良いことなのかも知れませんが)。

これは悪い言葉でいうと「課金部分の機能を失いたくない」といった囲い込みの効果があると思います。
良い言葉でいうとプロダクトの価値がある部分を積極的にユーザーに触ってもらい、価値を届けるといった感じでしょうか?

諸刃の剣感もありますが、Canvaの場合はうまく機能しているように思えますし、1ユーザーとしてサービスを継続するモチベーションにもなりますし、逆にダウングレードの材料にもなる最適なプラン選択ができるように思えました。

プロのコンテンツを嬉々として選んでいた自分の感覚は覚えておこうと思いました。

UIのカスタマイズ性


airfocusを触っていました。airfocusとはプロダクト管理ツールで、プロダクトのタスクの優先度づけやロードマップを引くことができるツールです。
https://airfocus.com/

airfocusはUIも本当にカッコ良いし、多様なビューで使いやすそうなツールだなあと感じています(全容を全然触れていないのでなんとも言えないですが)。

特に最近オンボーディング周りを触っているということもあって、この左下のチュートリアルプログレスバーの絶妙な配置がとても好感でした。
ユーザーの邪魔にならないように表示を考えたりしているんだなあと思って自分もUI案とかを考えるときは是非参考にしたいと思いました。



自分はこのairfocusなどのproduct管理ツールやTODOアプリなんかを最近色々みたりすることが多かったのですが、1ユーザーとしてなんかカンバンボードUIがないタスク管理ツールには一切惹かれませんでした(機能が充実していたとしてもです)

(良いよねカンバンボード)



もちろんこれは自分の個人的な感覚であり、カンバンボードに良し悪しはあるよねみたいな話もあるのだと思います。
大事なのはユーザーが自分好みのUIを選択できるということだと感じました。
Notionがその筆頭だと思いますが、ユーザー側がシステムの使い方をカスタマイズできるというのはSaaSのトレンドなのかも知れませんね。

少しだけ残念だったこと


これも完全に自分の主観なのですが(認識間違っていたら教えてください)、airfocusでタスクをクリックしたすると横から詳細がスライドインするのですが、
下のように右側に出てきます。この詳細画面マウスではバツボタンをクリックしないと閉じません(escキーで閉じられる)。
個人的な感覚では他の領域をクリックしたら閉じる動作を期待してしまっていました(某CMSとかを触っているからかも知れません)。



多分他のタスクカードをクリックしたいとか、リスト形式の時は開きっぱなしでもUIが成立していているとか、色々理由がありそうですが



なんか今までの経験則から外れた挙動をされるとがっかりしてしまったというのは感覚として覚えておきたいと思いました。